基本料金が0円の電力会社・プランはどんな人がお得?

どこの新電力がいいか、安いか比較する中で「基本料金0円」のプランを目にしたことはないでしょうか。

しかし、基本料金0円の会社とそうでない会社とでは、料金シミュレーションによる比較が難しいところがあります。

理由は、計算基準が違うからです。

本記事では、「基本料金あり」と「基本料金0円」の会社ではどちらが安いのか、注意点はあるのかといった点について解説していきたいと思います。

本記事を読むことで理解できる内容
  • 電気料金プランのパターンが理解できる
  • 基本料金ありのプランに対してどれだけ安いか理解できる
  • 基本料金0円プランの注意点

電気料金の構成パターン4選

スマホ料金やインターネット料金と似て、電気料金にもいくつかのプランのパターンが存在します。

実際にあるプランを例にして、それぞれの特徴を一覧にしてみました。

電気料金プランのパターン4選
  1. 基本料金+従量料金
    • 最も一般的なパターン
  2. 基本料金+時間帯別の従量料金
    • 深夜割引など、様々なライフスタイルに対応できる
  3. 基本料金+定額料金+従量料金
    • 月電気代が3万円以上など、超高使用量の割引に相性がいい
  4. 従量料金のみ(基本料金は0円)
    • 使った分だけの請求になり、無駄が省ける

※従量料金=携帯の通話料のように「使った分に応じて加算」される料金のこと

②や③も確かに存在しますが、ほとんどの方には当てはまらない(ニッチなパターン)ですので、①と④を軸に料金比較を行うことで十分です。

今回は、この④の「従量料金のみ」のプランに焦点を絞ってみていきたいと思います。

基本料金0円のプランは本当にお得?

「基本料金0円」のプランの単価にもよりますが、基本的に最もお得になりやすい料金携帯と言えます。

なぜなら、基本料金は使っても使わなくても必ずかかるものですので、春・秋などの冷暖房を使わない月と、夏・冬の月とで、全体に占める割合が変化します。

一方で、従量料金だけ(基本料金0円)のプランの場合、使った量に応じて柔軟に変動するため、無駄が省けるという意味でお得です。

季節 冷暖房費 全体に占める基本料金の割合
春・秋 ほとんどない 割高
夏・冬 高い 割安

新電力No.1の東京ガス(ずっとも電気)との比較

確かに基本料金は0円なのはいいけど、総額で高くなる人もいるんじゃないの?

確かに「0円」という響きには何か裏があるんじゃないか、と心配してしまう方もいるのではないでしょうか。

基本料金以外の部分ではどうなのか?は気になるところですので、従来の料金(基本料金あり)のプランと比較してみましょう。

ちなみに、東京電力の旧プラン(従量電灯B)と比較して安いのは当たり前ですので、同じ”新電力”のNo.1である「東京ガス」のプランも交えて比較してみたいと思います。

※シミュレーション条件:40Aの想定

電力会社 プラン
使用量別の総額・割引率
140kWh 350kWh 500kWh
東京電力 従量電灯B 4,710 10,402 14,988
東京ガス ずっとも電気1S 4,312 10,143 14,265
8.5% 2.5% 4.8%
ずっとも電気1 4,840 9,885 13,816
-2.8% 5.0% 7.8%
Looopでんき おうちプラン 3,679 9,240 13,200
21.9% 11.2% 11.9%
最安プラン

実際、新電力の人気No.1の東京ガスより安い結果となりました。

従量料金はやや割高とはいえ、総額で見た時も他社新電力に比べ割安なことがわかります。

料金面で選ぶなら「基本料金0円」がオススメ

前述の比較の通り、基本料金0円の電気料金プランはとても安いということがわかりました。

今、基本料金のありorなしで悩んでいる方がいるとすれば、料金面では基本料金0円がオススメであると断言できます。

ただし、他サービスのメリットも加味して考えるときにはその限りではありません。東京ガスで言えばポイントサービスや、持ち家の方の機器保障サービスなどが「他サービス」に含まれます。

そういった他サービスの利用がない方(賃貸など)は、特に迷う必要はないかと思います。

基本料金0円の電力会社の一覧

上記比較では、Looopでんきを例に挙げましたが、他にも基本料金0円の電力会社が存在します。

基本料金0円プランの例

  1. 【基本料金0円の【Looopでんき】】
    • 東京エリアの従量料金単価:26.4円/kWh
    • ガスセット契約でさらに0.4円/kWh引き

  2. 楽天スーパーポイントが貯まる!楽天エナジーの「まちでんき」
    • 東京エリアの従量料金単価:26.5円/kWh
    • 支払額に応じて楽天ポイントがたまる(楽天カードの方は更に還元率アップ)

  3. 基本料金0円【あしたでんき】
    • 東京エリアの従量料金単価:26.0円/kWh
    • 電気単体では業界最安水準の料金

料金以外にチェックすべきポイント

上記で紹介した会社については、紙による電気料金明細の発行をしていません。

そのため、料金明細はすべてWEBの会員ページから確認が必要です。

どうしても紙明細が必要な場合は発行してもらえますが、手数料が100円~300円程度(毎月)発生してくるようです。

また、支払い方法も口座振替・クレジットカード払いに限定されます。

切り替えの際には、WEB明細になること・支払い方法が口座、クレジットに限られることに注意しましょう。

まとめ

基本料金0円の会社は、料金面で非常に有利なことがわかりました。

「とにかく料金の安いところ」という選び方をしたい方は、現在検討中の会社と一緒に比較検討してみてはいかがでしょうか。

また、「使った分だけの支払い」という分かりやすさも、後になって変な心配をせずに済みますのでオススメです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。