電力自由化の悪質営業を回避する方法│営業トークを知って詐欺を回避しよう

電力自由化の悪質営業マンの特徴

目的をぼかして訪問・電話してくる

どんな営業でも「今日は〇〇のご紹介できました!」など目的を最初に話すものです。

しかし、電力自由化の悪質な営業マンは「管轄の電力会社が変わりました~」などと、営業であることを隠すケースが多々報告されています。

言い回しが違ったとしても、なんだか営業じゃない気がする?と感じた場合は要注意。

その営業マンが「検針票を見せてください」などと言ってきた場合はほぼ黒で間違いないでしょう。本当に管轄の電力会社なら、見なくても情報がわかるはずですもんね。

騙して契約変更させようとする典型的な例です。

大手電力会社、国の機関の名前を前面に出してくる

次は、”東京電力”や”経済産業省”などといった、有名な名前を出して信用させようとしてくる営業マンです。

「自分に関係がある?話を聞かないとまずい?」と信用させるために、実際には別会社でも、正直に明かさない手口が横行しています。

実は、これ意外に多くて、筆者の自宅へも似たようなトークを使う営業マンが来たことがあります。

「支払いの変更手続きに参りました〜どうもです〜」と親しげな感じで・・・。

しかし、本当に代理店や委託業者の可能性もありますので、直ちに詐欺・悪質営業と決めつけることはできません。

必ず名刺をもらい、社名と訪問目的を改めて確認しましょう。

「みなさんやっていただいてます」というトークを多用する

例えば、「この地域の皆さんにお願いしています」とか「この団地の皆さんがやってくれています」など、日本人が”みんな”に弱いことを逆手に取って話をしてきます。

ん?おかしいな?と思う話でも、話を聞くと「なんだか関係ありそう・・・」に思わせるように話すのがとても上手です。

みんなやっている!があまりにも多い営業マンには、私は下記の質問を投げかけて対処しています。

  • みんな=どれくらいの人数の話をしている?
  • みんなはなぜ契約(書面にサイン)する?
  • やらない人は誰もいなかったのか?

営業マンを目の前にすると聞きづらいかもしれませんが、徹底して質問をしてみましょう。

不都合なことがある営業マンは質問攻めに弱く、耐えかねて帰ってくれます。

どんな人が狙われやすい?

次は、詐欺をする悪質営業マンに狙われやすい人とその理由を解説していきます。

平日の日中に一人でいる高齢者

新聞やラジオなど、アナログメディア世代は狙われやすい傾向があります。

特に、平日の日中に一人でいるような高齢者は、途中で邪魔が入らず、仕組みをあまりよく知らないため狙われやすいと言われています。

都市部で一人暮らしをする大学生(地方出身者)

営業慣れしていない学生も格好のターゲットとなります。

例えば、大学進学と共に都市部に引っ越してきた学生は狙われやすいです。

大学近くのアパート、駅近の単身アパートなどは集中的に営業マンが飛び込み営業を行います。

そして、実際のところ「営業が来る=大人扱いされて嬉しい」という気持ちもあり、詐欺の標的にされていることに気づけないことも少なくありません。

息子さん・娘さんを信用していればこそ、書面にサインする時は必ず相談するように伝えておきたいものですね。

詐欺などの被害に合わないために

詐欺などの被害に合わないために、具体的に何に注意すればいいのか?について、タイミング別に解説していきます。

詐欺はやる側が圧倒的に悪いですが、私たちが身を守る術を持つこともとても大切です!

簡単なことですので、ぜひご家族内でも共有してみてください。

注意点①:人が訪問してきた時

まずは、訪問営業であれテレアポであれ、最初に注意すべき点です。

信用できるな、と思っても下記の3つを必ず守りましょう。

  • 会社名、営業マンの個人名のメモをとる(名刺をもらう)
  • 電気契約をすると決めるまでは検針票は見せない
  • 家にあげない(玄関まで)

注意点②:契約してもいいかな?と思った時

一通り話を聞いて、詐欺ではない+興味を持てる内容だった場合は、そのまま契約をするケースもあると思います。

電気の契約は「手続きがとても簡素」なので、トントン拍子に進めてしまいがちです。

ですが、一旦冷静になって下記の3を絶対に確認しましょう。

  • 契約手数料、解約金はありますか?と必ず確認する
  • 料金が安くなる根拠を、料金表を見ながら説明してもらう
  • クーリングオフの適用条件(起算日)を確認する



もう契約してしまった!という時は

一方で、「すでに契約してしまったが解約したい!」という方もいるのではないでしょうか。

契約してしまったからといって、終わりではありません。

タイミングによりやるべきことが変わりますが、落ち着いて対処していきましょう。

解約するべきか、もう一度よく考えよう

訪問営業が全部詐欺という訳ではありませんので、あなた自身が納得できるサービスかどうか、明らかにおかしな点がないか確認しましょう。

  • 契約時に説明がなかった料金が含まれていないか
  • 契約時に聞いていない会社名が書かれていないか
  • 契約期間や解約金は理解して承諾しているか

※書面には一通り目を通すべきです

上記を確認しても解約をしたい場合は、次の事項を読み進めてください。

契約から8日以内:クーリングオフが適用可能

クーリングオフの適用期間内であれば、契約を解除したい旨を電力会社に申し出れば大丈夫です。

そして、消費者がクーリングオフ適用を求めたら拒否はできませんので、期間さえ問題なければ必ず解除ができます。

クーリングオフとは?

クーリング・オフは、いったん契約の申し込みや契約の締結をした場合でも、契約を再考できるようにし、一定の期間であれば無条件で契約の申し込みを撤回したり、契約を解除したりできる制度です。

クーリング・オフ期間は、申込書面または契約書面のいずれか早いほうを受け取った日から計算します。

  • 訪問販売(飛び込み営業など):8日間以内
  • 電話勧誘販売(テレアポ):8日間以内

引用元:独立行政法人国民生活センター HPより

クーリングオフが適用できない場合

契約解除したいけど、クーリングオフ適用期間を過ぎてしまってる・・・もうどうしようもない?

上記で示した期間を過ぎている場合(基本8日間以内)は、残念ながらクーリングオフは適用できません。

しかし、クーリングオフ期間外でも契約解除を受け入れている電力会社は多いため、一度申し入れしてみましょう。

もし断られてしまった時、どうしても納得ができなければ、最終手段として消費生活センターに相談を行いましょう。

消費生活センターとは?

消費者ホットライン:188(いやや) ※局番なし

消費生活センター等では、商品やサービスなど消費生活全般に関する苦情や問合せなど、消費者からの相談を専門の相談員が受け付けます。

引用元:独立行政法人国民生活センター HPより

そして、消費生活センターに相談する前に、情報を整理しておきましょう。

  • いつ、何の契約をしたのか?
  • 営業マンはどんな方法できたか?(電話?訪問?)
  • 契約を解除したい理由は何か?
  • 契約時に説明されていなかったことはないか?
  • 契約時に虚偽の説明を受けていないか?

このあたりを整理しておくと、相談後の対応がスムーズになります。

消費生活センターから電力会社へ事実確認を行うことで、特例で契約解除を認めてくれるケースもあるため、最終手段として覚えておきましょう。

最後に

いかがでしたでしょうか。被害に合わずとも心当たりがある方もいたのではないでしょうか?

電力自由化にまつわる詐欺事件は、4年以上経った今でも後を絶ちません。

私たち消費者には「消費生活センター」という味方がいますが、被害を未然に防ぐ意識もとても大切だと感じます。

訪問営業・テレアポ等で営業を受けた時は、落ち着いて、むやみにサインをしたり、検針票の情報を伝えないように注意しましょう!

最後までお読みいただきありがとうございました。

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